アルベニス イベリア第4集 I. Albeniz Iberia 4e chaier Malaga Jerez Eritaña/ Pf.蜂谷葉子 Yoko Hachiya

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  • Опубликовано: 16 май 2024
  • アルベニス イベリア第4集 マラガ、ヘレス、エリターニャ
    I. Albeniz Iberia 4e chaier Malaga Jerez Eritaña
    2023/5/17 蜂谷葉子ピアノリサイタル 〜風薫る。。〜  より
     Yoko Hachiya Récital de Piano Sentir le vent…
      於 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
    イサーク・アルベニスは1860年にスペインのカタルーニャ地方、カンプロドンで生まれた。幼少時よりピアノの才能に恵まれた神童だったが、波乱に満ちた大冒険を経て30代半ばからフランスはパリに定住。45歳から生涯最後の4年に亘り、組曲「イベリア」(12の新しい印象)を作曲した。南スペイン・アンダルシアへの郷愁とオマージュが洗練された書法にて色鮮やかに描かれ、アルベニスの才能の全てが結実した作品となった。
    第1集から第4集まで各3曲ずつ、計12曲から成るこの「イベリア」は、自身の最高傑作というのみに留まらず、ピアノ音楽史上の大傑作として位置付けられ、ドビュッシー 、メシアンなど20世期を代表する作曲家たちに絶賛されている。
    全4集の最後に位置するイベリア」第4集は、作曲家が最後の力を注ぎ込み、強い郷愁と理想とが相まって作曲書法は複雑さを極め、大傑作ながら演奏される機会が少ない曲である。
    マラガは地中海に面したコスタ・デル・ソル(太陽海岸)随一のリゾート都市で、ピカソの生誕地としても有名な町。舞曲マラゲーニャのリズムに導かれてフリギア調の主題と庶民的で陽気な歌が交互に現れる。息をつく間もない無窮動。
    ヘレスは西アンダルシアに位置する町で、シェリー酒の産地としても有名である。曲の冒頭から16小節間、全て白鍵で奏される。フリギア旋法によるメロディーが独特の詩情を醸し出し、長大なノクターンのような静謐さを湛えている。
    エリターニャはセヴィーリャ郊外にあったペンタ(居酒屋兼旅人宿)の名。セヴィリャーナの躍動するリズムと底抜けに陽気な歌が途切れることなく繰り返される。
    ドビュッシーはこの曲を評して、「かつて音楽がこれほど多様な、これほど多彩な表現に達したことはなかった。あまりにもたっぷりイメージを眺め過ぎて眩んだ目を思わず塞いでしまう。」と述べている。「窓から音楽を投げ出す」気前の良さ、これこそが「イベリア」だと。
    ※リサイタルのプログラム後半、最後に演奏されたライブ動画です。
    ライブならではのアクシデントもそのまま無修正でアップしています。
    ※余談ですが緑色の薔薇の花の髪飾りは2019年夏に訪れたマラガの街中で買ったものです。
    偶然遭遇した「マラガ祭り」で、ご婦人方が色とりどりの薔薇の花飾りを髪に付けていました。
    あの夏の陽光眩しいマラガの街が忘れられません。
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